ナイトオンザプラネットという映画を観たことありますか?ジムジャームッシュ作・監督の5話の短編からなるオムニバスです。舞台がパリで移民のタクシー運転手のタクシーに乗り込む盲目の女性の話があります。その女性の客は盲目だって映画観に行く。場を感じに行く、つまり映画観の空気を感じに行く。なにも映画は「観る」だけのものではない。と言うんです。参るでしょ。

UDCast(ユーディーキャスト)ってサービスがあるんです。リンクからUDCastのページでどんなのか見ていただくと僕の話より幾分か手っ取り早いのです。ここの取り組みが実に面白い。急激なITの進化浸透でいつかはこうなると思っていましたがほんとうにハンディキャップという人たち身体上のハンディはなくなってきていると感じます。ハンディの人はハンディの人なりの感性で娯楽を楽しめるのじゃないか。これらは彼らが彼らなりに楽しむきっかけだと思います。盲目の客は強い信念を持つ女性でしたがハンディの人がみなあの女性のように強いとは限らない。

盲目の客が放ったセリフは当時、信じられなかったし衝撃でしたが、彼女の「観る」映画とはどんなんだろうと想像したことを思い出します。

UDCast(ユーディーキャスト)とは映画・映像・放送等の「音声」をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできるアプリケーションです。

映画や放送番組、Web動画、展示施設など対して、障害や言語の壁を越えて誰もが情報を得ることができることを目的としています。

観客、来場者のすそ野を広げ、これまでより多くの方が映像等の魅力に出会い、共感・共有する機会を提供します。

-UD cast サービス概要より